2017年1月28日土曜日

起業を思い立ったら

あきる野Bi@Staで窓口相談を担当している中小企業診断士の發知(ほっち)と申します。
どうぞよろしくお願いいたします。
私の専門は、福祉・介護事業の開設・運営支援です。
現在私は、青梅市内で福祉事業所を経営していますが、元々はサラリーマンで、福祉とは無縁の仕事をしていました。
大学卒業後、ずっと同じ会社に勤めておりましたが、勤続13年目を迎える前の真冬の2月、ふと起業を思い立ちました。

「地元青梅で、人に触れる、人の役に立つ事業を興したい!」と。

決意を固めたのは、たったこれだけの動機です。
この時点で、何の事業をするか具体的なことは一切決まっていませんでした。
その後、青梅市役所の関係部署や社会福祉協議会、ボランティア団体などに顔を出し「地域のお困りごとや課題」をヒアリングすると同時に、経営者になるためには経営の勉強が必要だと思い、中小企業診断士を取りました。

ここまでのお話は、ただの私のドキュメンタリーになってしまいましたが、何が言いたいかと申しますと、

「起業を思い立ったら、まずは行動してみましょう!」

と、いうことです。

創業支援をする中で私が一番大切にしていることは「創業の動機、すなわち想いをしっかり抱いているか」です。
「現時点で構いませんから、創業の動機(想い)をしっかり書いておいてください。」と一番初めにお伝えしています。

もちろん、想いだけでは創業は実現しませんし、福祉事業においても「精神」だけでは事業を継続することはできません。
しかし、「儲かりそうだからやる」を動機にすることはお勧めできません。
なぜなら、経営者にとって事業(会社)は体の一部みたいなものですから、自分の価値観や生き方、想いと合っていなければ長続きしないからです。

創業の動機(=想い)は、経営理念としてカタチにし、その理念に沿って事業コンセプト、ターゲッティング、マーケティング、資金計画に至るまで事業計画を作っていきます。
つまり、創業の動機(=想い)⇒経営理念が、事業化までの源泉となり、創業後の幹になります。

「その想いをカタチにしませんか?」

あなたのあふれ出るその想いを、カタチ(事業)にするお手伝いをいたします。

起業を思い立ったら、アイディア段階でも構いませんので、ぜひあきる野Bi@Staにお越しください。
皆様のお越しをお待ちしております。