2017年2月14日火曜日

起業を思い立ったらすべき4つのこと

あきる野Bi@Staで窓口相談を担当している中小企業診断士の發知(ほっち)と申します。
前回、「起業を思い立ったら、まずは行動してみましょう!」というテーマで投稿しました。
「そんなこと言われても、何からすれば良いか分からないよ。。」という方のために、今回から数回に分けて「起業を思い立ったらすべき4つのこと」というテーマで、もう少し具体的に見ていきましょう。

ずばり、起業を思い立ったら、次の4つを意識して行動してください。

1.お金を貯める
2.経験を積んでノウハウを蓄える
3.人脈を広げ、見込み客を集める
4.経営に関する知識を学ぶ

前回の投稿で
・創業の動機(想い)を大切にすること
・しかし想い(精神)だけでは創業は実現しない

と相反することを書きましたが、これが現実です。
夢を夢で終わらせないために、その想いをカタチにするために、一つずつ着実に実行してください。

今回は
1.お金を貯める です。

どんな事業を始めるにせよ、多かれ少なかれ資金が必要です。
必要な資金には、事業を始めるために必要な事務所・店舗の工事費、備品・事務用品など「設備資金」と、事業を運営していくために必要な商品仕入れ、人件費、家賃など「運転資金」があります。
またそれら資金をどうやって調達するのか計画しなければなりません。

私が窓口相談していて、良くあるケースとして

相談者「○○の想いを持っているので、社会貢献のため、○○を事業化したい」
私「その想い、素晴らしいですね!!」

私「自己資金はどのくらい用意できますか?」
相談者「自己資金はありません。全額、金融機関から借り入れるつもりです。」
私「・・・。」

少し厳しい言い方になりますが、どんなに素晴らしいビジョン(想い)を描いていたとしても、ご両親やご兄弟から借入できる場合や例外を除き、自己資金ゼロでは、金融機関はお金を貸してくれませんし、事業は開始できません。

起業を思い立ったら、少し遊びを控えて、できるだけお金を貯める努力をしてくださいね♪

次回は、2.経験を積んでノウハウを蓄える をお話しします。