2020年12月26日土曜日

あきる野創業塾修了者2名が協業して出店!!!!

コロナウィルスに翻弄された令和2年も残すところあと6日となりました。
あきる野創業・就労・事業承継支援ステーションBi@Staは本日が仕事納めです。

今年は通常の創業支援・事業承継支援に加え、あきる野の事業者様向けのコロナ対策相談窓口も設置し、多くの事業者様の声を聞くことが増えました。

助成金や給付金申請のお手伝いをする中で事業者がこれからどうやってこの大変な時代を乗り切っていけるのか?微力ながらそのお手伝いをさせていただくことの重要さを肝に銘じた1年間でもありました。

また創業相談が激増した1年間でもありました。
今年も多くの方が開業にこぎつけ頑張っています!!

下の写真は本日朝の風景!!

あきる野創業塾2期生の窯焼きピザ販売「Kitchen Car Yasu」と、同5期生のつぼ焼き芋「縁」、二人の創業者が創業塾の縁でつながり、あきる野ルピア前に出店しています。

創業者同士が協業し商売を広げていく姿を見ることは支援者にとっては最大の喜びでもあります!!

つぼ焼き芋「縁」の焼き芋は私も初体験なので早速購入し食べてみました(笑)

美味い!!!

石焼き芋を想像していましたが全く違いますね。
何とも言えない柔らかさと甘み!まるで焼き芋スイーツのような感じです。

言葉では表現できないので是非体験してみて下さい!!!!

ちなみに「KichenCarYasu」のピザも絶品ですよ!!

本日26日(土)1日限定の出店ですよ(笑)。

【写真 kitchen Car Yasu】

 【写真 つぼ焼き芋「縁」】

2020年12月22日火曜日

やらないことを決める

  こんにちは、中小企業診断士の白井です。本日は「やらないことを決める」というテーマでお話をしたいと思います。

 創業前、創業後に関わらず、事業主は自分のありたい姿、事業の目的、自分のウリを見つけるために徹底的に自分自身と向き合うことになります。この過程で「あれもこれもやりたい」状態になったり、反対に「自分はどうなりたいのか、何がしたいのか分からない」という状態になったり、とにかく頭の中は大混乱となります。日替わりランチのように毎日考えが変わることも決して珍しくないでしょう。

 理想像やウリを定義するのは大変難易度の高い思考ワークです。奥ゆかしさや謙虚さという美学を持つ日本人は特に苦手なのかもしれません。こんな時にお勧めなのが、発想の逆転です。つまり、

・「自分はこうありたい」ではなく「自分はこうあるべきではない」

・「これとこれをやりたい」ではなく「これとこれはやらない」

・「自分のウリはこれ」ではなく「自分の弱みはこれ」

というように、ありたくない姿、やりたくない事、弱みを整理するのです。もちろん紙とペンを使って書き出してくださいね。実際にやって頂くと分かりますが、意外なほどスイスイ筆が進むと思います。そしてある程度書いてみたら、全体をざっと見直してみてください。書かれた文字の裏側に、あなたのありたい姿、成し遂げたいこと、強みが見え隠れしていませんか?

 このような「切り捨て思考」は、自分が本当に注力したいことに気が付かせてくれます。それと同時に、やらないことを決めている人には「信念」が宿り、これが他にない「尖った魅力」になりうるのです。

 商品やお店の魅力を高めるには「ターゲット顧客像」を定めますが、これも「ターゲットでない顧客像」を書き出していくと、その反対側にターゲット顧客の人物像が浮かび上がります。

 書き出すときは、遠慮なくアクセル全開で「ありたくない姿、やりたくない事、弱いと思うこと」を書き出すことです。これらが多ければ多いほど、本当にあなたが大切にしていることが明確になります。

 起業について勉強されている方は「戦略」という言葉を耳にすると思います。戦略というと何かとても大がかりな策略のような感じがしますが、その本来の意味は至ってシンプルで、戦略とは「自社の目的を達成するために、資源をどこに投入するかを決める」ということです。経営資源(ヒト・モノ・カネ・ノウハウ・時間)は有限です。まして起業当初の経営資源は質量ともに微々たるものしかありません。ただでさえ少ない資源を色々なところに分散させてしまえば何も成果が出ないことは明白です。

 この戦略を決めるということも、「切り捨て思考」で考えるのが有効です。つまり「リソースを投入する分野」ではなく「リソースを投入しない分野」を決めることで、リソースの投入分野が明確になるのです。

 「切り捨てる」というのは思った以上に勇気がいることです。普通の人ならば、

「可能性がゼロではないものを完全に捨て去るよりはストックしておきたい」とか、

「リスクヘッジのために保険を掛けておきたい」と考えるものです。

 しかし創業当初は、資源を分散させることのほうがよほどリスクが高いということを覚えておきましょう。なぜならビジネスには「顧客」の他に必ず「競合」が存在するからです。そして創業者は多くの場合、経営資源の面で競合に劣っています。競争の原理原則は一点集中主義にしたがい、全ての経営資源を1点に集中させて戦う集中戦略が基本です。

 以上、かなり話が広がってしまいましたが、本日は「やらないことを決める=切り捨て思考」についてお伝えしました。ご自身のあり方や事業のコンセプトについて迷ってらっしゃる方は、一度お試しくださいね。

 

 

2020年12月12日土曜日

あきる野Bi@Sta創業支援セミナー開催のお知らせ

 

12月も残りわずかとなりましたがいかがお過ごしですか?

さて、あきる野Bi@Staでは今年最後の創業支援セミナーを12月15日に

開催いたします。 

テーマは「補助金・助成金の活用法」です。

まだ若干の空きがございますので、ぜひご利用ください。

ご参加お待ちしております。


<問合せ・申込み>

  あきる野創業・就労・事業承継支援ステーションBi@Sta

  TEL:042-518-7778

  FAX:042-518-7779

  mail:bista.akiruno@gmail.com



 


 

 

 

2020年12月3日木曜日

専門家紹介

 こんにちは。中小企業診断士の白井と申します。

今年の4月からBi@Staの専門家として窓口相談をやらせて頂いています。自己紹介もしないまま、半年以上が経ってしまいました。

 私がBi@Staに参った4月当初、世の中はコロナウイルス感染拡大の猛威により「緊急事態宣言」が発令されました。経済活動ストップにより、多くの企業が資金の確保に追われていた時期です。Bi@Staでも相談窓口を設置(現在も続いていますが)し、給付金や助成金のご説明や申請サポートに当たらせて頂きました。

 そんな混乱極めた中でBi@Staの任にあたることとなったこともあり、当初はブログで給付金関係の最新情報を発信していました。そしてコロナが少し落ち着いたころにでも自己紹介を、と考えていましたが、結局自己紹介せずじまいだったのは私の筆不精のいたすところであります。。

 ということで、この場を借りて自己紹介をさせて頂きたいと思います。

 1981年生、出身は杉並区で、現在はあきる野市民です。私があきる野市民になった理由は、自然豊かで騒々しくない環境で生活したい、という思いからでした。山が見える、空が広い、川が青い、そして町がゴミゴミしていない・・しかもそれでいて大きな都市まで簡単にアクセスできるというのは、大変魅力的です。個人的には草花丘陵にある大澄山や、秋留台公園のてっぺんから見える景色がとても好きです。

 私が中小企業診断士になった動機は、言うのも恥ずかしいですが本当のことを言うと「社長業」に憧れていたからです。私は、たまたま身近に尊敬する社長さんたちがいらっしゃったこともあり、「自分もいつかああなりたい!」という夢を持っていたわけです。青いですね(笑) でもきっと、皆さんの中にそう思う方もいらっしゃるのでは?思います。

 しかし社長業に憧れていた私にとって、どうしようもなく困ったことがありました。社長になるには「事業」を持たなければなりません。事業とは要するに「○○の製造」とか「○○の販売」とかです。事業が無ければ社長も何もないですからね。

 致命的なことに、私は「事業」つまり「何業で社長をやろうか」が全く決まらなかったのです。どんなに考えてみても「懸命に打ち込みたい事業」が見当たらない。。。これでは私の憧れる社長業に就けない。さあどうしよう。。。

 そこで私は発想を転換することにしたのです。「事業」がなくて社長になれないのなら、「事業を持っている社長の仕事を一緒になってお手伝いする仕事」もイイんじゃないか?と。

 これが、私が経営コンサルタントや中小企業診断士を志したきっかけでした。また、当時勤めていた会社に大手化粧品会社出身のコンサルタントがやってきて、当時営業企画部長だった私に、3か年販売計画の作り方を手ほどきして下さったことがあったのです。この時に、会社の未来数字を作っていく楽しさや難しさを実体験出来たことも、コンサルタントを目指すという動機づけに一役買っていたように思います。

 そして資格取得にあわせて、思い切って会社を退職しました。なんせ社長業に憧れておりましたから、とにかく社長さんを支える社長として一刻も早く独立することが目標だったのです。

 こんな経緯で独立したものですから、独立後も分からないことだらけ。コンサルタントとしての知識も経験も少ないですので、毎日必死に勉強です(これは当たり前ですが)。これまでの経験と言えば、小さな中小企業で営業部長をやっていたくらいで、大した専門能力もありません。言ってみればヒノキの棒と皮の盾という装備で、いきなり裏面の激強モンスターがひしめく診断士の土俵に上がり、コンサル事業を始めたというわけです。

 友人やかつての仕事仲間にも「お前ほんとうに大丈夫なの?食えるの?」と有難い(?)声を何度も掛けられました。その都度私は「ん~、何とかなると思うよ」というお茶を濁した返事しかできませんでした。

 こんな感じで勢いで独立した私です。

 しかし私は、ただ1点、その1点において用意周到な準備をしておりました。そのお陰で私は地に足を付けた活動を実現できています。その準備とは「顧客創造」です。

 そして起業を志す方や、事業を引き継ぐ後継者に最もお伝えしたいことはこのことです。

 顧客さえいれば事業は生き残ることができます。しかし顧客を掴めなければ確実に事業は衰退します。

 商品もサービスも、プロモも営業も、経営資源(ヒト・モノ・カネ・ノウハウ)も業務プロセスも、品質も納期も価格も、それらはすべて「顧客創造」のための手段であるということを片時も忘れないで頂きたいと思います。

 創業を希望される方々は、創業前も創業後も多くの意思決定をします。その決定が正しかったかどうかは顧客が決めるのです。

 顧客は見えるようで見えません。そして移ろいやすく、何も知らせることなくその場を立ち去ります。さらに、ものすごいスピードで価値観は変化します。したがって、皆様が起業して成功を収めるためには、顧客に会い、顧客を深く知り、顧客の要求を満たし、顧客の変化を捉え続けることが大切です。

 そして、顧客に応えるということは大変な労力とお金がかかり、効率の良いものではないということを念頭におくことです。間違っても効率やコストが顧客ニーズに優先してはいけません。効率やコストなどの内部事情は、顧客にとっては一切関係ないことなのです。

 そして、自分がどのように顧客に応えていくかを明文化したものが事業計画書であり、これこそ創業者の顧客に対するコミット及び、事業に対する覚悟の表れなのです。

 創業をお考えの方は、ぜひBi@Staにいらして頂きたいと思います。そしてそれと同じく、将来の顧客となるであろう見込み客にも絶えず会って頂きたいと思っております。そしてお客様の声に耳を傾けてください。マーケティング戦略のヒントは、顧客の中にあります。

 お客様とともにBi@Staにいらして頂いても構いません。私たち専門家との対話を通じて、お客様のニーズを言語化し、これをサービスに反映すれば、ビジネスの成功確率は格段にあがります。

 創業を希望される方が本当の意味で事業を手に入れ、豊かな人生を送れるよう、私たちも支援をしたいと思っております。

 ぜひお気軽にいらしてくださいね!

 

 

2020年12月1日火曜日

Bi@Sta無料セミナー「補助金・助成金の活用法」12月15日

本日より12月スタート!!!

早いもので令和2年もあと1ヶ月で終了ですね。


あきる野創業支援ステーションBi@Staではリアルセミナーを再開しています。

12月は發知健太郎先生による補助金・助成金の活用法という内容で開催

いたします。

コロナウィルス感染防止の観点から人数を絞って開催いたしますのでご興味のある方は

Bi@Staまでご連絡ください。


■開催日時 令和2年12月15日(火)14時半~16時半

■場所   あきる野Bi@Staスモールオフィス内

      あきる野市秋川1-8 あきる野ルピア2階

■定員   5名(先着順)

■参加費  無料

■問合せ・申し込み

    ・あきる野創業・就労・事業承継支援ステーションBi@Sta

    ・電話 042-518-7778

    (窓口受付時間:午前10時~午後7時、日曜、第二水曜日除く)

    ・FAX042-518-7779

    ・mail bista.akiruno@gmail.com