2017年2月18日土曜日

起業家体質

「成功している起業家」は、どのようなイメージでしょうか?
例えば、強力なリーダーシップがあり、周囲を巻き込み、困難をものともせず・・・。

たしかに、会社組織で成功している人には、このようなタイプが多いかもしれませんね。

でも、必ずしもこのような人ばかりが成功しているとはいえません。


このような方がおりました。

・人前に出るのは嫌い
・もちろん、営業も嫌い
・人と話すこと自体、大の苦手
・ただのコンピューター好き
・漫画とアニメが好き

この方、起業家です。

とにかく、なんとなく起業家向きのオーラがない社長さんなのです。

しかし、一部上場会社のシステム開発を受注している会社の経営者でもあるのです・・・。

意外かもしれませんが、成功者が「意識レベル高い系」ばかりとは限りません。

ただしこの社長、自身の弱みと強みをしっかり認識している方で、弱みを経費で消滅させ、強みを引き上げるという、お金の使い方がうまい方でもあるのです。

この社長、営業の弱みをカバーするために、顧客の建物まで徒歩5分圏内に事務所を構えています。
理由は、顧客から呼ばれたら直ぐに訪問するため。

顧客にとっての利便性を高め、自社を必要としてもらうことがその理由なのです。

この社長は、事務所の立地を顧客にとって有利な場所とすることで、苦手な営業をカバーしていました。

システム開発で起業となると、自宅が会社という方も多いと思います。
しかし、あえて事務所経費という追加費用を負担することで、自身の対人スキルの弱み(営業が苦手)をカバーしていたのです。

成功している起業家って、自分の強みと弱みをしっかりと認識している方が多いのかもしれませんね。

もしかしたら自身の強み・弱みを、Bi@Staの相談員が気付かせてくれるかもしれません。
是非、Bi@Staへお越しください。