2021年7月31日土曜日

事業計画書を自分事として意識しよう

こんにちは!中小企業診断士の白井です。

 あきる野Bi@Staでは創業における事業計画の策定を支援しています。

 事業計画書は目標を達成し夢を実現するために作られます。ですから事業計画に基づいた事業を行うことで、目標達成に近づくことができます。しかし実際に事業を始めてみると、日常の仕事や問題解決に忙殺され、当初の事業計画や目標が忘れ去られてしまうことが多いのです。

事業計画に基づいて運営するためには、計画書に書かれた理念や戦略がご自身の信念として、意識レベルの奥深くまで浸透していることが大切です。計画を実現した姿やそこへ至る道筋が、色形ではっきりとした像を描くまで意識しましょう。そうすることで様々な困難に打ち勝つ勇気を得られますし、行動に繋げることができます。また、目標への階段を一歩ずつ進む過程で事業の成長を実感できるのです。

 それでは、事業計画を毎日意識するための工夫を紹介します。

 1.事業計画書を製本する

 印刷屋さんに持ち込めば冊子のような形で製本してもらえます。きちっと製本された計画書と、ホチキス止めでクリアファイルに入れてある計画書、どちらが大切に感じるでしょうか。事業計画書はご自身の夢、目標、思いが記載されている大切な書物ですから、ぜひ丁寧に扱って頂きたいと思います。また、そうすることで計画書に愛着も湧き、いつでも計画書を意識することができるようになります。

 2.いつでも見えるところ、手に届くところに置く

記憶に残り意識されるものは、近くにあって視界に入るものです。棚の取り出しにくいところやデスクの奥深く、仕事場から距離があるところに置くと、事業計画書を見るのに移動したり探したりと手間がかかります。すると手間が面倒に感じてしまい、手に取るという行動が億劫になります。計画書を常に見返せるようにしておくためには、なるべく計画書を手に取るまでの手間をなくすことです。

 3.毎日声に出して読む

 人は、他者から聞いた話よりも自分が話したことをより強く記憶し、コミットメント(関心)を高くします。この原理を応用して、事業計画を毎日音読して頂くことで、より意識下に計画や目標が刷り込まれ、計画が自分事化します。

音読する時は、書かれた文字からその情景が浮かぶことを意識し、丁寧かつ感情を込めて読むことです。事業計画書の分量が多ければ、全部を読む必要はありません。毎日一部を抜粋して順繰りに読んでいくと良いでしょう。


私自身も5か年事業計画を持ち、上記の取り組みを実践しています。これらに取り組むことで目標に対する強い願望を抱くことが可能となり、計画を実行していくことによって着実に階段を登っている実感を持てるようになってきました。

今回は、事業計画を意識レベルの深くまで浸透させ自分事化する方法についてお伝えしました。ご自身の想い・夢・目標を大切に事業に臨んで頂けたら、と思います。 

2021年7月28日水曜日

事業計画書を自分事として意識しよう

 こんにちは!中小企業診断士の白井です。

 あきる野Bi@Staでは創業における事業計画の策定を支援しています。

 事業計画書は目標を達成し夢を実現するために作られます。ですから事業計画に基づいた事業を行うことで、目標達成に近づくことができます。しかし実際に事業を始めてみると、日常の仕事や問題解決に忙殺され、当初の事業計画や目標が忘れ去られてしまうことが多いのです。

事業計画に基づいて運営するためには、計画書に書かれた理念や戦略がご自身の信念として、意識レベルの奥深くまで浸透していることが大切です。計画を実現した姿やそこへ至る道筋が、色形ではっきりとした像を描くまで意識しましょう。そうすることで様々な困難に打ち勝つ勇気を得られますし、行動に繋げることができます。また、目標への階段を一歩ずつ進む過程で事業の成長を実感できるのです。

 それでは、事業計画を毎日意識するための工夫を紹介します。

 1.事業計画書を製本する

 印刷屋さんに持ち込めば冊子のような形で製本してもらえます。きちっと製本された計画書と、ホチキス止めでクリアファイルに入れてある計画書、どちらが大切に感じるでしょうか。事業計画書はご自身の夢、目標、思いが記載されている大切な書物ですから、ぜひ丁寧に扱って頂きたいと思います。また、そうすることで計画書に愛着も湧き、いつでも計画書を意識することができるようになります。

 2.いつでも見えるところ、手に届くところに置く

記憶に残り意識されるものは、近くにあって視界に入るものです。棚の取り出しにくいところやデスクの奥深く、仕事場から距離があるところに置くと、事業計画書を見るのに移動したり探したりと手間がかかります。すると手間が面倒に感じてしまい、手に取るという行動が億劫になります。計画書を常に見返せるようにしておくためには、なるべく計画書を手に取るまでの手間をなくすことです。

 3.毎日声に出して読む

 人は、他者から聞いた話よりも自分が話したことをより強く記憶し、コミットメント(関心)を高くします。この原理を応用して、事業計画を毎日音読して頂くことで、より意識下に計画や目標が刷り込まれ、計画が自分事化します。

音読する時は、書かれた文字からその情景が浮かぶことを意識し、丁寧かつ感情を込めて読むことです。事業計画書の分量が多ければ、全部を読む必要はありません。毎日一部を抜粋して順繰りに読んでいくと良いでしょう。

 

私自身も5か年事業計画を持ち、上記の取り組みを実践しています。これらに取り組むことで目標に対する強い願望を抱くことが可能となり、計画を実行していくことによって着実に階段を登っている実感を持てるようになってきました。

今回は、事業計画を意識レベルの深くまで浸透させ自分事化する方法についてお伝えしました。ご自身の想い・夢・目標を大切に事業に臨んで頂けたら、と思います。

2021年7月19日月曜日

8月ミニセミナー「やりたいっことを仕事にする!副業のススメ!」開催のご案内

 あきる野創業・就労・事業承継支援ステーションBi@Staでは毎月窓口相談担当の

コーディネーターによる無料ミニセミナーを開催しております。

8月はセンター長の武篤志が「副業」をテーマにお話をいたします。

コロナ禍で働き方に変化が出てきている今だからこそ、ご自分の可能性を考えて

みませんか?

内容は次の通りです。皆様のご参加をお待ちしております。

日時:令和3年8月12日(木)14時半~16時

場所:Bi@Staスモールオフィス

定員:5名

費用:無料(筆記用具だけお持ちください)

申込:あきる野創業・就労・事業承継支援ステーションBi@Sta

   電話042-518-7778

   mail:bista.akiruno@gmail.com

         午前10時~午後7時(日祝、第二水曜日除く)