こんにちは。中小企業診断士の武です。
今日2月4日は立春。暦の上では「春」ですがまだまだ寒い日々が続きますよね?
ところでみなさん「二十四節気七十二候」ってご存知ですか?
二十四節気とは1年を24等分し、その分割点を含む日に季節を表す名称を付けたもの。七十二候とは二十四節気をさらに3つに分けた期間のことです。
四季折々に違った顔を持つ日本。季節の移り変わりを彩る木々や自然、気候の変化を楽しめることって素敵ですよね。
小売業にも季節を彩る様々な商品が並んでいますよね・・・つい見逃してしまいがちですが今は売場のあちこちで春を感じさせる陳列を見ることができます。
百貨店などの小売業では年間52週間の販売計画を作っています。半期毎、月別とかだけでなく、毎週顧客に向けて何らかの提案を考えるんですね。
その計画を踏まえて提案する商品やカラーを決め、売場のディスプレイや陳列に反映させます。
まさに二十四節気七十二候を商品で提案し、お客様に楽しんでもらう工夫をするんです。
小売業はモノを売ってナンボの商売ではあるのですが、一方では来店してくれるお客様に
楽しんでもらうための工夫もしています。
日本の季節の移り変わりを意識したお店の仕掛け。売場の工夫。
中小小売業の経営を行っている皆さんにとっても参考にできることがたくさんあると思いますよ。