2018年6月30日土曜日

窓口担当専門家の自己紹介(萩野 久子)


こんにちは。中小企業診断士の萩野久子です。


私は、大阪生まれ(道頓堀の近くです)、7割程度埼玉育ちです。東京都中小企業診断士協会三多摩支部の会員ですが、今も埼玉県所沢市に夫と2人で住んでいます。息子が2人いますが、別に暮らしています。

実は、大学生時代は、物理学を専攻してました。ホントは宇宙物理学者になって、宇宙の起源を研究してみたかったんです。今は、そんなこととは対極にありそうな、みなさまの商売の支援を生業にしているのですから、人生はさっぱり分かりません…。

前職がシステムエンジニアだったので、最も得意なのは業務システムの導入支援です。昨今、国は、中小企業の生産性向上推進のために盛んにIT導入を促していますが、業務の分析や改善無しに新たなシステムを導入すると、却って入力作業などの仕事が増えてしまって生産性は落ちるという逆効果が生じます。なので、案外見落としているところですが、ITに頼る前にまず自社の業務プロセスの分析が欠かせません。泥臭い作業ですが…。何かお困りごとがあったら是非萩野までご相談ください。

次に得意なのは、企業法務の相談対応です。実は、私が最後にいた会社は、業績が悪化して、すったもんだの末に潰れてしまったのです。そのときはさすがに経営というものを真面目に考えてみたものです。で、その直後に中小企業診断士の資格を取得し、かつ、当時司法制度改革で鳴り物入りだった法科大学院の未修者コースに入学しました。おばさんになってから3年間学生をしていたのですが、学割が使える喜びも束の間、年4回の定期テストをこなしての単位習得に追われ、自分でもよく修了できたものだなぁと感心して終わってしまいました。そのため、弁護士資格は取れず、なーんちゃって法務博士です。しかし、民法、刑法、公法(憲法と行政法)等の法律の基礎は一通り理解出来ましたし、選択科目の知財法、労働法、消費者法等も勉強出来ました。おかげで、専門バカの理系頭から相当程度脳みそを矯正できた訳です。

 法科大学院修了後も数年はITの仕事もしながら中小企業診断士の修行を積みました(つもりです)。プロコン塾に入って先輩診断士の手法を学びましたし、チャンスがあればいろいろな仕事にエントリしました。依頼のあった仕事は、絶対に断らずに120%全力投球の姿勢で臨みました。単発でも業種に依らず経営診断を引き受けました。補助金申請のお手伝いもしましたし、審査の仕事もしています。

 そうやって今に至ります。気づくと、自分はよろず相談向きだなぁ、と思います。これまで自分自身が紆余曲折の多い人生を歩んできたせいか、人生相談含むどんな相談でも、たいていアドバイスして差し上げられます。老若男女問いません。そして、創業や新規事業を一緒に考え支援させて頂くことがなにより好きなのだということも分かりました。
 現在、あきるのBi@Sta以外にも、東京都中小企業振興公社の多摩支社のワンストップ総合相談員と創業ステーションのプランコンサルタントも勤めています。

 世の中は非常に流動的です。先行きは誰にも分かりません。一昔前まで日本社会では当たり前だった安定的な終身雇用の時代は残念ながら終わりました。自分の人生は自分で設計していかなければ誰も代わりにしてはくれません。自己責任がより重くなったかもしれませんが、考え方次第では、自由な発想とアイデアで、事業を興し、自由に稼いでいける時代になったとも言えます。一度しかない人生です。是非勇気とチャレンジ精神を養って一緒に頑張っていきましょう。

 今後ともよろしくお願いします。