本日相談員をしております中小企業診断士の萩野です。
創業というと、脱サラや主婦起業等を思い浮かべがちですが、実は、以前より国や都の創業支援には、事業承継に伴う次世代の新規事業の創業も含まれています。
今般、事業承継問題が国の中小企業施策の中心になってきていますが、先代の事業を単にそのまま承継するだけでは、経営が成り立たないことが多いものです。それは、時代の変化とともにニーズが変わってしまうから、当然なことなのです。よく観察すると、何世代も続いた老舗でも、少しずつ時代にマッチさせた変化を起こしているものです。
今後、先代の築いた資産(貸借対照表に載っている資産だけでなく知的資産も含みます)を上手く活用した上で、若者のアイデアを生かした新規事業を立ち上げていくことが求められていきます。まったくの0からの起業も大いに結構なのですが、先代の資産を活用できれば、立ち上げ時から他に競争優位性を持つことも出来ます。
創業塾では、私は、マーケティングとビジネスプラン策定の講義&指導を致します。今週末から始まりますが、ギリギリまで申込みOKですので、「そういう面もあるのか!」と気づかれた方、是非、参加をお勧めします。承継者でなくても、承継させる側の方でも結構です。よろしくお願いします!!